大川 栄策（おおかわ えいさく、1948年10月30日 - ）は、福岡県大川市出身の演歌歌手である。本名は荒巻 逸造（あらまき いつぞう）。 大川栄策音楽事務所所属。佐賀県立佐賀商業高等学校を卒業と同時に上京し、作曲家古賀政男に弟子入り。そして1969年に「目ン無い千鳥」（兄弟子、アントニオ古賀のB面だった）で念願のデビューを果たす。以後、“古賀メロディ”を歌い続け、1982年「さざんかの宿」が大ヒット。NHK紅白歌合戦にも初出場した。最近では“筑紫竜平”のペンネームで作曲もこなし、恩師の影を追って韓国音楽にも果敢に取り組んでいる。また、2007年11月21日より演歌界では初となる配信限定12週連続リリースを敢行した。特技は箪笥を担ぐ事。出身地の大川市は箪笥をはじめとする「大川家具」の産地として有名であり、その関係で身につけた特技だが、1984年を最後に公の場では封印していた。しかし2006年、「駅」キャンペーン中のJR西日本京都駅前で24年ぶりに披露した。 「スターどっきり（秘）報告」（フジテレビ）において、お色気どっきりでの騙されっ振りが今尚、伝説となっている。数作品あるが、内容は、小野ヤスシ（仕掛人）と小野の知り合いのホステスという設定の女性キャディーが、ミニスカート、Vネックセーター（中はノーブラ）といういでたちで大川を悩殺した。 大の巨人ファンとしても知られ、2006年7月27日のラジオ日本ジャイアンツナイター（東京ドームでの巨人対広島戦）にゲスト出演した。 2005年頃より通信カラオケシステムDAMの機種改良に伴い、同機種で配信する大川の代表曲で背景映像に大川本人が出演する映像が多く採用されている。 2007年のNHK大相撲九州場所中継に（何日目か失念）向正面でのゲスト出演をする。大川の地元福岡県出身の琴奨菊と支度部屋で対談し応援する光景が見られた。