薬師丸 ひろ子（やくしまる ひろこ、1964年6月9日 - ）は、東京都港区北青山出身の女優、歌手。本名は薬師丸博子（読み方は芸名に同じ）。東京都立八潮高等学校、玉川大学文学部英米文学科卒業。  大事件  1978年、角川映画『野性の証明』のヒロイン「長井頼子」役オーディションに合格、高倉健と共演。TVCMなどで流された「お父さん怖いよ」のセリフが話題になる。  以後、『ねらわれた学園』、『セーラー服と機関銃』、『探偵物語』、『翔んだカップル（東宝映画）』などに出演。原田知世、渡辺典子と共に「角川三人娘」と呼ばれ、1980年代の角川映画の看板女優として活躍。「お父さん怖いよ」「カイカン」「なんてね」「顔ぶたないでよ私女優なんだから」など多くの流行語も生み出すなど話題になった。  1981年、自ら歌った映画と同名の主題歌「セーラー服と機関銃」が大ヒット[1]。  1983年から1985年にかけて「探偵物語／すこしだけやさしく」「メインテーマ」「Woman“Wの悲劇”より」「あなたをもっと知りたくて」など、透明感のある声を活かしヒットを続ける。沢尻エリカが並ぶまで女性歌手として唯一、デビュー以来2曲連続チャート1位の記録を保持。  1982年、「ブロマイド」の年間売上実績で1位になり、名実共にトップスターに。  1984年から翌年にかけ、角川春樹事務所からの独立をめぐって角川春樹と確執があったと報じられる。その後、『キャバレー』への出演を最後に角川映画には出演していない。  1991年1月に玉置浩二とハワイで挙式、1992年5月に入籍、結婚。  1998年、玉置浩二と離婚。  2006年、8年振りに音楽番組に出演(NHK「音楽夢くらぶ」)。「セーラー服と機関銃」、「探偵物語」などのヒット曲を披露した。  2006年、『ALWAYS 三丁目の夕日』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。  芸能界入りの条件として、親から学業との両立を厳命される。高校時代は仕事を理由とした欠席をしたことがなかった。大学受験の際は約半年間芸能活動を休止した。